文字数の話


たまに、本一冊で何文字あるのか気になりませんか?気になりませんね。



いや、それだと話自体が終わってしまいます。ごめんなさい。すごく気になります。気になって眠れません。
ということで早速グーグル様で検索。が、グーグル様の機嫌があまりよろしくないのか検索結果もイマイチ。ホームの設定がヤフーと知って嫉妬してるのかも。ゴメンネ。なので、実際に数えてみます。目の前にある電撃文庫を手にとってみると、42文字×34行(見開き)というフォーマット。つまり300Pの電撃文庫を一冊読むと、21万4200文字。もちろん改行や章題がありますので、半分とはいいませんが20万字は下回ります。新人賞はこのフォーマットを一枚として80〜120枚で、ぎゅうぎゅうに詰めて約11万〜17万字ぐらいが規定となります。これが多いか少ないのかはわかりませんが、10万という記号の集合によってキャラクターを生みだし、世界を作り、物語を展開させるのはすごいですね。……と、無理矢理なまとめでこの話は終わりです。一冊に何十万という字が詰まってたのは考えたこともなかったので、ちょっと驚き。でもまあ、改行の多いライトノベルは実際もっともっと少ないはずです。下半分が破れても内容が理解できるんです。素敵です。

ちなみに、作家さんはよく、「今日は○○枚書きました」とか「○○枚の長編」とか原稿用紙換算で話をしていますが、実にわかりにくい。それこそ作家さんなら「今日は直線にすると100mぐらい書きました」とか「横山光輝三国志ぐらいの長編です!」とかだと実感がわきますね。なお、400字詰め原稿用紙300枚で12万、400枚で16万字です。
電卓があれば誰でもできるお話でした。