私の愛馬は凶悪です

私の愛馬は凶悪です (ファミ通文庫)

えっち、えっち、えっち――男の子はそんなことばかり考えてるって私は思ってた。
だから、毎日違う女の子とえっちしてるクラスメイトになんて近づかないって思ってたけど。
私、高岡霧理は女たらしと噂高い射水君に説教したら、思いがけない複雑な事情とかあって、
怒った自分が単純だったと思い知る事に。というか弟も気づけば彼女がいるし、妹なんてもう経験済み!?
それじゃ常識知らずなのは私なの？恋にえっちにクラクラと揺れる霧理たちの青春模様開幕。

背表紙内容紹介はこんな感じ。いまいちわかりにくい人に自分なりの解釈でもう一度。

性交渉でしか自分の存在理由を保てない、悲しい青年。
彼は一人の少女との出会いによって光を掴むことが出来るのか。
現代の闇を、作家新井輝が鋭い切り口でメスを入れる社会派小説、ここに登場。

('A`)あ、あれ？？

まいっか。

えっちえっちと連呼してるけどエロ分はそんなに多くない。お風呂イベントぐらいかな。
常識知らずの男の子と、元気娘のラブコメ！
っていっちゃそれまでなんだけど、それなりに楽しめた。
ギブアンドテイクで物事を考えちゃう射水位里が段々と友達を理解してくのがわかった。
うーんでもそれまでっていっちゃそれまでかなあ。
内容も上手くまとまってたけど、なんだろうな、もうちょい爆発力は欲しかった。
というか主人公が女の子なので、ハーレムパターンにはならないんだよね。残念。
新しい美少女が出てきても、このタイプだと興奮度は減っちゃう。これはしょうがないんだけど。

とにかくストーリーも気になるけど、次巻はエロイベントも増加希望。

どうでもいいけど、水道水が固定されてるのは妙にリアルだったなあ。

余談
中盤まで読んでから口絵の氷柱を見返して興奮したのはここだけの秘密。

余談２
作者の家に行って酒を飲みたい。と言うかベランダで酒を飲みたい。昼間から。