神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン


口絵を見る。


(ふんっ!ブラジャーくらいじゃ驚かないんだからね!)


さらにめくる。






ぬおっ!精液まみれ!


やるなGA。
肝心の内容は、イマイチ。あってないようなものだった。過去のフォロンとコーティの出会いと、入学前の双子を軸にツゲ事務所の面々との初遭遇が書かれてるんだけど、読まなくてもシリーズには影響なしかと。なんでコーティが追われてるのか、何故囚われたのかなんかはほとんど不明。やっぱり内容はなし。でも精液まみれなんだなこれが俺の心をくすぐるんだ畜生可愛いじゃねえかあーもうコーティは何だか裸だしああ最初のブラジャー絵もやっぱりかわいいじゃんねえかだあああ。

こほん。
あとシリーズを通していえるんけど、音楽をテーマにしてるわりに音の描写が弱いんだよね。
音というか、五感の描写で優れてる作家はまず飛浩隆なんかが思いつくんだけど、作者ももちっと見習って欲しい。
「ポロロオォォン」とか「高い低い」だけじゃさすがにプロとしてマズイぞ。
でも、クラシックは趣味でよく聞くんだけど、ムソルグスキーの曲名とか出ててニヤリ。まあただタイトルが出てただけだけど。


しかしなかなか売れてますなこれ。クリムゾン・シリーズで55万部、ポリフォニカ関連タイトル総部数は80万部。
これが最新の情報かな?アニメ化決定時(昨年10月くらい?)が20万部だったんだしなかなかの勢い。
GA文庫総プッシュでこれくらいの売り上げしか…っていう見方もあるけど。まあ新規参入なので、とりあえず一つの軸を生み出せたことは成功だと思う。
そのアニメ自体はネットでは好評じゃないみたい。機会があったら観てみます。