バッカーノ!1934 完結編―Peter Pan In Chains


キ、キャラ・・・多い。
イメージ化できていないキャラがチラホラ。
あとがきで恐ろしいことをいってるので脳ミソに鞭打たなきゃいけないかも。


さて、獄中編、娑婆編に続き三冊構成になった今作。

もうちょっと収束が欲しかった。
いつもより終わりが尻切れだった気がした。というか、完結編なのに完結してn(ry
またあとがきの話だけど、150ページ近く削ったというからしょうがないのかも。


構成はいつもの如くよくできてた。
いわゆる「グランド・ホテル形式」で出来てるこの作品。
もうちょっとこの場面読みたいなあ、と思うところで場面が変わっちゃうのは、ページを加速させる。
これだけの個性溢れるキャラ達を同時に動かせるなんて、成田のCPUはかなりハイスペックだなあ。


リカルド可愛いよリカルド。

クリスとの友情には感動した。こういうコンビに弱いのかなあ。
アイザックとミリアにもうるっと。こっちは凸凹だけど。

とにかく今夏にアニメ化で、バッカーノがたくさん読めそうなので期待。




しかし実は女の子でした。ってのは上手くツボを抑えてらっしゃる成田先生。
僕っ子反則。犯罪。